Weekly Digest 先週を振り返る

9月28日(木)、森林総合監理士の小森胤樹(つぐき)さんとオンラインで面談しました。小森さんとはこのオンラインが初対面でした。当社が運営する経営者コミュニティ「情熱先生」に登録いただいたのがきっかけでした。小森さんは現在、株式会社郡上割り箸の代表取締役で、フォレスターズ合同会社の代表社員も務めています。彼のプロフィールは「情熱先生」のご本人のページで確認できます。

日本における森林の現状や課題など、私は何も知りませんでしたので、小森さんとの会話で知る情報に驚くばかりでした。小森さんによると、日本の国土面積の67%に当たる2500万ヘクタールは森林だといいます。国土の3分の2が森林ということです。しかも、その40%の1000万ヘクタールが人工林だと聞きました。
人工林とは人間が苗木を植えて、育てた木のことをいいます。人工林の占める割合が4割にも上るのは日本だけです。主にスギ、ヒノキなど針葉樹の木が多いとのことでした。人工林は下草刈りなど、人間が手を加えないと荒れてしまいます。近年、日本では木材のほとんどを輸入に頼っているため、荒れたまま放置された人工林が問題になっているということでした。

小森さんは欧米のようなフォレスターが日本には存在しないことが問題だと考え、日本型フォレスターとして活動するため、森林総合監理士の資格を取り、独立しました。放置された人工林を適切に管理し、産業として成立させることができれば、輸入に頼る必要はない、と小森さんは主張していました。小森さんはフォレスターを養成し、先述の課題を解決する取り組みに人生を懸けています。社会的意義の高い仕事だと思います。当社もできる範囲ではありますが、小森さんを応援したいと思います。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。


9月26日(月) 荒木洋二のPRコラム
【過去の人気コラム】#20 企業の魅力って何?(1)


9月28日(水) 聴くPRコラム
【過去の人気コラム】聴くコラム「見聞なくして情報発信あらず」


9月30日(金)  図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
初級講座「Ⅲ.実務能力編」 プレスリリースの作り方 プレスリリースを構成する各項目の作り方④


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