クラファン活動報告(55)著者とのコラボリターン企画②社会保険労務士の山田真由子さんとの対談動画を公開
著者とのコラボリターン企画②社会保険労務士の山田真由子さんとの対談動画を公開
皆さん、こんにちは。温かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
新しいリターン「ビジネス書の著者とのコラボ企画」に関して活動報告(5月8日)で詳細を説明しました。
当クラウドファンディングとRMCAのコラボ企画として、私が著者にインタビュー形式で迫りる動画の第2弾を昨日公開しました。
RMCA公式動画チャンネル『RMCAチャンネル』の新番組です。
RMCAとは私が理事長を務めるリスクマネジメントの専門人材を育成するNPO法人。正式名称は日本リスクマネジャー&コンサルタント協会。
第2弾は採用・定着・育成の専門家として活躍、社会保険労務士でもある山田真由子さんです。
そもそもこの新しいリターン企画はどうして生まれたのか。今回のコラボ企画に賛同してくれたお二人は、拙著『選ばれるブランディング・選ばれないブランディング』を読んだ感想をFacebookに投稿してくれました。
自らの専門分野と照らし合わせながら、的を射た、本質を捉えたその投稿が心に刺さりました。いずれも著者として私の先輩です。そんな先輩著者のかたがたとのコラボ企画です。
山田さんがFacebookに投稿(2月27日)してくれた感想を以下に転載いたします(以下太字斜線箇所)。
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『選ばれるブランディング 選ばれない分ランディング』は、ブランディングについて新しい視点を提供してくれる非常に興味深い一冊でした。この本を通じて、著者が展開するブランディングの理論と実践的なアプローチについて学ぶことができ、特に私が従事する採用支援の領域において、非常に有益な洞察を得ることができました。
興味深かった2点について
①表舞台と裏舞台の価値について
著者は、ブランディングを構成する価値を「表舞台」と「裏舞台」という二つの概念で説明しています。ここで言う表舞台とは、製品やサービスの機能的な価値を指し、裏舞台はそれに加えて情緒的な価値を意味します。特に中小企業では、裏舞台の情緒的価値を伝えることが非常に重要であると強調されています。
私が採用の支援をしていますが、この裏舞台の価値は非常に響きました。中小企業が機能的な価値だけで大手企業と競争することは難しいですが、企業文化やビジョン、リーダーシップなどの人的な魅力は大きな武器になります。まさに、この裏舞台を通じて、候補者に中小企業の深い魅力を伝えることができると感じました。
②ブランディングとマーケティングの役割分担
二つ目の興味深かった点は、ブランディングとマーケティングの役割についての考察です。著者によると、ブランディングは右脳を通じて共感力を醸成し、一方でマーケティングは左脳を使って認知を獲得する役割があるとされています。これは、選ばれるブランディングを実現するためには、舞台裏を見える化し、物語を通じて共感を呼び起こすことが重要であるという点を示しています。
採用の分野では、この考え方を非常に有効に活用できると思います。候補者が企業に共感し、その一員になりたいと感じさせるためには、製品やサービスの背後にあるストーリーや、企業のビジョンを伝えることが不可欠です。
『選ばれるブランディング 選ばれないブランディング』は、ブランディングを巡る深い洞察と具体的な戦略を提供してくれる一冊でした。特に、中小企業や採用の支援を行う私にとって、裏舞台の価値をどう伝えるか、そして、ブランディングを通じてどのように共感を得られるかは、今後の大きな課題です。この本を読んで、ブランディングが抱える抽象的な問題を分かりやすく理解し、具体的なアクションに落とし込むことができそうだと感じました。採用支援の視点からも、非常に参考になる内容であり、多くの人にお勧めしたい一冊です。
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そんな山田さんへのインタビュー動画、ぜひ以下よりご視聴ください。
今回のインタビューで、山田さんの原体験となっているだろうことを聴くことができました。ある日、何の前触れもなく職場が突然なくなるというご自身の体験、企業が倒産する様を間近で見る。そんな体験が山田さんが今の仕事に情熱を注ぐ原点となり、原動力となっていることが静かな口調ながらヒシヒシと伝わり、胸に迫るものがありました。
ぜひ山田さんの著書とのコラボリターンで応援のほど、よろしくお願いします。
第1弾の平尾貴治さんの詳細は活動報告(5月14日)をご覧ください、