新年のごあいさつ ニュースルームに「企業の人格」は表れる

新年あけましておめでとうございます。

代表取締役 荒木 洋二

当社は約14年前、企業理念を定めました。

創業メンバー二人で、「そもそも広報とは何か」と問いかけたのが始まりでした。毎晩のように議論を繰り返し、営業で語り、相手の反応を確かめながら、また議論し何度も問いかけ続けました。そして、導き出した答えが、広報とは「企業の人格」を形成する営み、というものでした。

それは、「企業の人格」。

当社が掲げた企業理念です。

起業してから、多くの中小企業経営者と間近に接し、向き合ってきました。真横で寄り添い続け、広報業務を担い、分かったことがあります。中小企業経営の「舞台裏」は魅力の宝庫、価値の源泉だということです。

企業は自らを取り巻く関係者とともに価値を創造しています。舞台裏とは、取り巻く関係者たちとの価値創造の営みや息遣いのことです。これら舞台裏を自ら伝える場が、広報専用ウェブサイト「ニュースルーム」です。自ら関係者たちにインタビューし、現場でのさまざまな取り組みを丁寧に取材し続けます。

起業するまでの経緯や創業の思い。経営における失敗談や苦労話。事業を開発する過程での秘話の数々。社員たちの成長物語。顧客の体験談。代表者とパートナーたちとの対談。地域社会との交流。それらを文章や写真、時には動画でニュースルームに投稿することで、関係者たちの思いや生き様が臨場感を持って伝わります。

ニュースルームに「企業の人格」が表れるのです。ニュースルームで、コンテンツの一つ一つが組み合わさり積み重なります。そんなコンテンツが発する熱量は相当なものです。情報に触れた人々の心を動かし、行動を起こさせるエネルギーに満ちています。このエネルギーが企業の成長を牽引し、存在価値を継続させ、どんな危機も乗り越えられる、基礎体力を鍛えていくのです。

当社はニュースルームのCMS(コンテンツ・マネジメントシステム)の提供を事業の柱に据えました。企業理念を掲げて14年。ようやく企業理念とビジネスモデルが一致しました。

2021年は、スタートアップや中小・中堅企業にとっての「ニュースルーム元年」となるでしょう。当社はリーディングカンパニーを目指し、日本中を駆け巡り、旋風を巻き起こしたいと決意を新たにしています。

関係者の皆さま、本年も倍旧のお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

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