当社「在宅ママ」スタッフの「舞台裏」(1)立山里佳さん

株式会社AGENCY ONE スタッフ
立山 里佳さん

これまで培ってきたプレスリリース(事実を的確に伝える)を作成する能力に加え、情緒面に沿った文章表現や構成の仕方を身に付けたい

事務職に10年以上従事 社内のコミュニケーションの要となる役割

Q1.当社の仕事をするまでに、どんな仕事に従事してきたか。その仕事を選んだのはどんな理由からか。
私は大学を卒業後、営業事務や医療事務(受付業務含む)などの事務職に通算10年以上従事してきました。
通信業関連の営業事務に従事した際は、契約書類の作成や本人性(契約者)の確認、社内報の作成を担っていました。中でも、社内報の社員紹介を担当して感じた、社内の雰囲気の変化は、大変興味深く、やりがいを感じる業務でした。
紹介コーナーで趣味や嗜好など仕事以外の人となりを知ることで、親しみを感じます。そのきっかけづくりに携われた喜びは、現在の業務にも通ずるものがあると感じます。
この職場ではマナー研修などが定期的に行われており、事務的なスキルに加え、マナー研修で培ったスキルをさらに高めたい、と考えるようになりました。

その後、医療事務の資格を取得後、病院で医療事務として従事しました。
窓口での受付対応や精算業務、カルテ作成、診療報酬の請求業務などを担いました。 事務職を希望したのは、学生時代に情報処理を学び、パソコン のスキルを身に付けていたので、業務ですぐに役立てられると思ったからです。
また、物事を着々と正確に進め、仕上げていくことを得意としており、業務内容に適していると感じました。企業の事務職の役割は、人をサポートすることを主としています。
そのことから、事務担当者は、社内におけるコミュニケーションの要であり、人と人とをつなぐ役割も果たしていると捉えています。社会で業種を問わずに通用するスキルを身に付けたいとの思いから事務職を経験したいと決めました。

求人内容に記載の「企業理念に共感できる人」 企業と経営者の人柄を感じ応募

Q2.当社の仕事に就くようになった経緯と働く決め手となった理由はなにか。
出産を機に仕事を辞め、約10年、仕事から離れていました。
一日の大半を子育てに費やす環境下で視野が狭くなっていることを自覚していました。広い視野を持って、子どもと向き合いたいと感じ、社会とつながるため再び仕事を始めようと思いました。
仕事を始める上で、生活に優先順位を設け、子どもの生活や心の安定に考慮し、在宅でできる仕事に絞って探しました。
その中で、主婦に特化した求人サイト「ママワークス」*1と出合いました。主婦特有の課題を企業側が容認し、求人している同サイトは、応募する際とても心強いものでした。

登録を行った段階で、AGENCY ONE(当社)の求人と出会い、すぐに応募しました。応募を決めた理由は、求人情報に記載されていた文章に心ひかれたことからです。「正しい広報を日本中に広げたい」という経営者の思いに加え、「こんな会社に共感できるかた!」という一言が添えられていました。その一文から取り組む事業への熱意や自信を感じました。
通常の企業求人には、経験やスキルなど実務に必要なものが求められます。
ですが、AGENCY ONEが求めるものは「企業理念に対する共感」でした。その一言から、企業と経営者の人柄を感じました。また、同じ目的に向かって共に取り組む仲間として受け入れてもらえるのだと捉えました。そのような環境に身を置きスキルを身に付けながら、自社を誇れる仲間に入りたいと思いました。

*「ママワークス」とは、株式会社アイドマ・ホールディングスが運営する主婦のための求人応援サイト

携わったプレスリリースの配信が社会とのつながりを実感 仕事への大きな活力に

Q3.当社ではどんな仕事を任されているか、どんなところにやり甲斐を感じているか
採用後は、「広報PR人材育成」のためのe-ラーニング講座動画の内容や機能チェック業務を請け負いました。
広報についての知る機会は初めてだったため、最初は言葉を理解するところから視聴を進めました。「広報初心者だからこそ気付く視点もあるのではないか」との思いから、機能チャックに加えて、より細かな自身の視点からの気付きをまとめ、提出しました。

その細かい視点や気付きに対して、「広報に必要な特性」と荒木社長から評価してもらえたことは、とても励みになっています。また、同動画の確認業務を担うことで、広報の知識と企業理念に込められた思いや取り組みを自分なりに理解することができました。

当社に所属して4年目になり、現在は、クライアント企業のサービス導入事例やコラムの作成、 プレスリリースの作成と配信を担っています。
プレスリリースを担うまでは、荒木社長の研修(週に1回、マンツーマン指導)を受けながら、多くの上場企業や中小・スタートアップ企業のプレスリリースを分析したり、研究したりしながらスキルを身に付けました。

実務を担うようになり、著作権の処理や表現方法など、より具体的で細かい疑問点や質問があふれ、調べながら仕上げていく工程にとても苦戦しました。
今ではその経験が、記事の背景や動向などを調べる力となっていると実感します。自身が携わったプレスリリースが配信されたときには、作成したプレスリリースを通して、企業を支援し、社会とつながっていることを再認識できました。この経験は仕事への大きな活力となっています。

 インタビュー記事(サービス導入事例・社員インタビュー・企業コラム)の作成においては、企業の舞台裏である企業と社員の製品・サービスに対する熱意、思いなど、情緒的な側面を表現し伝えることが求められます。
これまで培ってきた企業の表舞台として作成するプレスリリース(事実を的確に伝える)の作成方法とは異なるため、情緒面に沿った文章表現や構成の仕方を身に付けています。
実際のインタビュー内容から、要点を絞り込み、伝えたい思いを的確に汲み取り、理解しやすい文章として伝える役割を果たしていきたいと努めています。

携わったプレスリリースの配信が社会とのつながりを実感 仕事への大きな活力に

Q4.今後携わりたい仕事や身に付けたいスキルはどのようなものか。
当社はさまざまなツールや方法で広報PRの必要性を発信しています。
実際に、荒木社長や大久保さんがワークショップや朝会、ミーティングにおいて、広報を語る姿に憧れ、尊敬しています。
せっかく恵まれた環境で学び、育ててもらっているので、広報PRを自分の言葉で人に伝えることができるくらいまで理解と知識を深めていきたいと思っています。

仲間を育み、自立して一連を任せられる広報チームの結成に期待

Q5.当社にどのようなことを期待するか。
広報人材を育成する取り組みの中で、私自身がそのロールモデルとして、同じように仲間を育んでいけたらいいなと思っています。
未経験から広報のノウハウを学び、スキルを習得する工程を支援したいです。そこから、仕事の一連を自立して担える広報チームが結成できることを期待し、目指したいです。

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