創業20周年を機に、企業理念を再構築しました

創業20周年を機に、企業理念を再構築しました
―良心を基準に、企業の人格を育て、信頼ある社会をつくる―
株式会社AGENCY ONEは、2026年8月16日、創業20周年を迎えました。
ここまで歩みを続けてこられたのは、クライアント企業の皆さま、協力してくださるパートナーの皆さま、学びと気付きを与えてくださった多くのかたがたのおかげです。心より感謝申し上げます。
この節目にあたり、当社は企業理念を再構築しました。
再構築といっても、創業時の理念を否定するものではありません。20年の実践を通じて、その意味が深まりました。だからこそ、今の言葉で磨き直す必要があると考えました。
創業時に掲げた理念
当社が創業時から掲げてきた企業理念は、次の言葉です。
それは、「企業の人格」
〜調和による安心な社会を創る主体たれ〜
「それは」という言葉には、明確な意味があります。
広報とは何か。
パブリック・リレーションズとは何か。
企業が社会と関係を築くとは、どういうことなのか。
その問いに対する私たちなりの答えが、
それは、「企業の人格」
という言葉でした。
企業は、製品やサービスだけで見られているわけではありません。
どのような考えかたを持ち、何を大切にし、どう判断し、関係する人々とどう向き合ってきたのか。その積み重ねによって、企業は一つの人格として受け止められていきます。
この考えかたは、今も変わっていません。
20年の実践で深まったこと
創業以来、当社は中小・中堅企業、スタートアップを中心に、広報活動の指南と実務支援に取り組んできました。
プレスリリースの作成、記者発表会、記者懇親会、プレスセミナー、ニュースレター、顧客事例、社内報、ニュースルームの構築・運用支援。さまざまな実践を重ねる中で、あらためて確信したことがあります。
企業の信頼は、情報を発信するだけでは生まれません。
どのような価値を生み出せるのか。
何を大切にしているのか。
どのように判断し、どう応答してきたのか。
関係する人々との間に、どのような履歴を重ねてきたのか。
その積み重ねこそが、企業の人格を育てます。
信頼とは、能力、動機、価値観への理解を土台に、未来の判断と応答を託せる関係の力です。
だからこそ私たちは、理念を言葉として掲げるだけでなく、日々の判断と応答の中で実践し続ける必要があると考えています。
新しい企業理念
創業20周年を機に、当社は企業理念を次のように再構築します。
良心を基準に、企業の人格を育て、信頼ある社会をつくる。
良心とは、きれいごとではありません。
判断と行動の基準です。
企業の人格とは、飾られたイメージではありません。
価値を生み出す力、判断の積み重ね、応答の姿勢、関係する人々との信頼によって育つものです。
信頼ある社会とは、不安や不確実性がない社会ではありません。
それでも、互いの判断と応答を信じ、安心して未来を共にできる社会です。
私たちは、その実現に向けて歩みを続けます。
新しい行動理念
企業理念を実践するため、当社は行動理念を次のように定めます。
私たちは、良心を判断と行動の基準にします。
私たちは、価値を生み出す力を磨き、企業の人格を育てます。
私たちは、判断と応答を重ね、関係する人々との信頼を築きます。
私たちは、築いた信頼を、安心して未来を共にできる社会へ広げます。
この行動理念は、これまで掲げてきた「良心主体」「良好関係」「最良人格」「価値永続」の考えかたを受け継ぐものです。
20年の実践を経て、より明確にしたことがあります。
良心は、判断と行動の基準である。
企業の人格は、価値を生み出す力と関係の履歴によって育つ。
信頼は、判断と応答の積み重ねによって築かれる。
その信頼は、企業だけに閉じるものではなく、社会へ広げていくべきものである。
これが、私たちの現在地です。
これからの20年へ
これからの企業に求められるのは、単に情報を発信することではありません。
自らの判断を示すこと。
関係する人々の声に応答すること。
その履歴を残し、信頼を蓄積すること。
未来に向けて共に歩める関係を育てることです。
当社はこれからも、ニュースルームの導入・実装支援をはじめ、企業が自らの判断と応答を記録し、関係する人々との信頼を育てる仕組みづくりに取り組んでいきます。
それは、創業時に掲げた「企業の人格」という理念を、次の20年へ進める実践でもあります。
20周年を一つの通過点として、私たちはこれからも、良心を基準に、企業の人格を育て、信頼ある社会をつくるために歩み続けます。
連載について
本記事では、再構築した企業理念と行動理念を公表しました。
この理念に込めた背景や、20年の実践を通じて深まった考えかたについては、今後4回に分けて当社ニュースルームで紹介していきます。
第1回では、創業時の理念である「それは、『企業の人格』」がどのように生まれたのかを振り返ります。
第2回では、なぜ「良心」を判断と行動の基準に置くのかを整理します。
第3回では、「判断と応答の履歴」がどのように信頼を育てるのかを考えます。
第4回では、「企業の人格」から「信頼ある社会」へ、これからの20年に向けた視点を記します。
