中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 はじめに
こんにちは。荒木洋二です。
今回から、いよいよ中級講座の始まりです。「Ⅰ.理論・基礎知識編」から解説します。
まず、初級講座の「理論・基礎知識編」の振り返りから始めます。同講座の「理論・基礎知識編」では、次の四つのことを学びました。
まず、
・そもそも企業・組織とは何なのか?
これが分からなくては、何も始まりません。そもそも、われわれが所属している、その企業・組織とは本来どういう存在なのか。どうすれば存続できるのか。これらについて学びました。
次に、その上で企業・組織で行われる、
・広報PRとはそもそも何なのか?
その本質とは何か。本来、広報PRとはどういうものなのか。これらを詳しく解説しました。前述の二つの理解を前提に、
・生活者はどう情報を選ぶのか?
最近の調査結果から示しました。広報PRにおいて、情報は非常に重要な役割を担っています。最終的に広報担当者として、
・広報PRって何をするの?
組織としてどういうことを実務として行えばいいのかを解説しました。
次に、今回から始まる中級講座の「理論・基礎知識編」の全体像について、今回は確認します。ここで学ぶことは下図の四つです。
・広報PRの歴史
主に下図の三つです。
・メディアとは?
ここでは「マスメディアの今」、つまり現状をデータで明らかにします。「アウトドアメディアの今」についても、同様です。現在、インターネット、SNSを含め生活者に非常に大きな影響を与える「デジタル」の領域についても明らかにします。最後に、「炎上と口コミ」というテーマでさまざまなデータをもとに解説します。
・戦略設計と活動計画
まず、そもそも戦略とは何かを整理します。戦略という言葉は、企業社会、一般社会おいて、さまざまな場面で使われる言葉です。この用語を整理します。その上で、広報戦略を設計するとはどういうことなのか。どうすればいいのか。そして、広報活動を計画するとは、どういうことなのか。何をすればいいのか。これらについて解説します。
・経営と広報
広報PRは、経営における重要な機能の一つです。ここでは下図のとおり、三つのことを学びます。
中級講座「Ⅰ.理論・基礎知識編」では、以上の四つのことを学びます。