Weekly Digest 先週の記事まとめ

9月23日(木)、産経新聞のある記事が目に留まりました。タワーマンションを巡る管理組合と管理会社とのトラブルを取り上げた記事です。当社スタッフが大規模マンションの理事長を長年務めていたり、マンション管理に関連する企業がクライアントだったりしたことも影響しているのでしょう。
今から15年近く前、確か起業したばかりの頃です。日本会議という国民運動ネットワークに2、3年、会員として勉強会に参加していた時期がありました。当時、参加した勉強会(講師は誰だったのか、記憶にはありませんが)、テーマは増え続けるタワーマンションに警鐘を鳴らすものでした。人口減少、管理・修繕、ゴーストタウン化などを課題として挙げていたと思います。遠くない未来、首都や都市が向き合わなければならない現実を想像し、言い知れぬ不安を覚えました。そんなことが、記憶の片隅に残っていたこともあったのかもしれません。
関心が少々再燃したので、ネットで検索してみました。ノンフィクション作家・山岡淳一郎氏の記事(「Yahoo!ニュース」2021年6月20日付け)が「武蔵小杉駅」周辺におけるタワーマンション問題に鋭く切り込んでいました。

誰の立場で物事を見るのか、考えるのか。マンション管理組合、居住者一人一人、マンション管理会社、不動産開発会社、鉄道会社、近隣住民、自治体。さまざまなプレイヤー、主体が入り組んで関わり合っています。どの立場の主体であろうとも、「長期的な公益(社会的利益)の最適化」を目指すべきなのではないでしょうか。誰かに不利益を被らせることは、やがて自らの身にも「ブーメラン返し」で戻ってきます。それぞれが、誰かのせいにするのではなく、当事者意識を持てるのか。どんな複雑な問題だったとしても解決の鍵は、当事者意識に基づく信頼関係の構築にあることを忘れずにいたいものです。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。


9月21日(火) KOHOgene News
【定期・無料】「広報PRを学ぶためのeラーニング(245講座)」「広報媒体作成のワークショップ(3種類)」「個別相談」のご案内


9月22日(水) KOHOgene News
誰でもzoomで観戦、投票できる! 第4回 日本営業協会の「営業コンテスト」に参加します。


9月23日(木) イベント・ワークショップレポート
【アンケート調査結果】オンライン・ワークショップ「広報媒体作成の作り方と使い方」の参加者アンケート


9月24日(金) 図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 広報・PRの歴史 日本における誕生と歴史(4)


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