Weekly Digest 先週の記事まとめ
11月27日(土)、東京ヤクルト・スワローズが20年ぶりに日本シリーズで優勝しました。6戦のうち、5戦が1点差ゲームという、稀にみる白熱した試合を繰り広げ、プロ野球ファンを熱狂させました。2年連続最下位からセ・リーグを制覇、対戦したパ・リーグ覇者のオリックス・バッファローズも同様でした。日本のプロ野球が盛り上がったのは久しぶりだったのではないでしょうか。
2019年、2020年は読売巨人が福岡ソフトバンクホークスに2年連続で4連敗。セ・リーグファンにとっては屈辱的な結果でした。マスコミ報道やネットでのプロ野球ファンの声を聞くと、パ・リーグとセ・リーグではそもそも圧倒的な実力差があるから当然の結果、という内容が大勢を占めていました。
しかし、今回は互角の熱戦を展開、実力差は明らかに伯仲していたのではないでしょうか。プロ野球に明るくないので、「圧倒的差があるはずのに、たった1年でなぜ?」という疑問、いや興味が湧きました。就任2年目にして、高津臣吾監督はいかにして日本一のチームを作り上げたのか。ヤクルトはどんな組織文化を持った球団なのか。これらをひもとくことで、企業経営につながる「共通解」が見つかるのではないでしょうか。
さっそく、優勝当日に『文春オンライン』に分析記事が掲載されました。同記事は、その「解」の一端を明らかにしています。要点は「ファミリー主義」、「長期的視点での育成」、「(ファンも含む)団結力」です。経営において広報PRが果たす役割の重要性が垣間見えました。チーム運営は、企業経営にしばしば多大な示唆を与えてくれます。学びのアンテナを高く立て、日々の仕事に臨みたい。
先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。
11月22日(月) 荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム#54 企業経営の成長5段階(3)
11月24日(水) 荒木洋二のPRコラム
聴くコラム 企業経営の成長5段階(3)
11月26日(金) 図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 戦略設計と活動計画 広報戦略を設計する