Weekly Digest 先週を振り返る

当たり前のことですが、最近、企業にとって「情報」がどれほど重要かを改めて再認識しています。企業と市場をつなぐもの、企業と社会をつなぐものは「情報」しかありません。「知らない」ということは「存在していない」ということに等しいといえます。知ってもらわなければ、選ばれるかどうかの選択肢にも上がらないのです。つまり企業にとって情報発信は宿命といえます。

広報担当者の仕事とは、企業が持つ事実、とりわけ自社の魅力を洗い出し、「見える化」し、情報をつくることです。広報担当者は自社の出来事、自社を取り巻く関係者たちの振る舞いに光を当て、その声を拾い上げます。その一つ一つを「情報」として、文章や画像、動画として仕上げます。これら情報を蓄積、ストックする場所がニュースルームです。ニュースルームとは情報発信の基地であり、自社の魅力の宝庫なのです。

広報に携わる者たちは、まず情報発信の棚卸しに取り組むべきでしょう。自社における情報発信の実態を整理してみましょう。そうすると見えてくることがあります。誰に発信していないのか。何を発信していないのか。そのことを知ることが情報発信の原点回帰となるに違いありません。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。


9月19日(月) 荒木洋二のPRコラム
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9月21日(水) 聴くPRコラム
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