Weekly Essay OKADA MANILAとBGC

4月18日から2泊3日のフィリピン出張。

今から(フィリピン時間14時過ぎ)、マニラ空港(ニノイ・アキノ空港)を発ちます。ビジネスパートナーと共に協同プロジェクトをより具体的に進めるための渡航でした。フィリピン在住で現地で事業を手掛ける人たちとの打ち合わせと現地視察を行いました。

私は10年以上、フィリピンの子どもたち、特に貧しい子どもたちの教育支援を手掛けるNPO法人エンチャイルドを(わずかばかりですが)支援してきました。昨年5月に同法人の監事に就任した際に、当エッセイ(2022年5月24日)でもその活動を紹介しました。約11年前、同法人と協同して未就学児が通える学習施設(現在は閉鎖)をマニラに開設しました。その渡航以来、2回目のフィリピンです。

今回はビジネスが目的だったこともあり、主に訪れたのはマニラ首都圏内の2カ所でした。一つはOKADA MANILA(オカダ・マニラ)という高級娯楽施設。4400億円を投じたと言われ、敷地面責は東京ディズニーリゾートとほぼ同じと聞きました。もう一つは中心的なビジネス街のBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)でした。1日目の夜は、オカダ・マニラでの勤務経験もあり、現在日本とフィリピンにかかわる事業を営む知人に前述の2カ所を案内してもらいながら、対話を重ねました。2日目の夜は、フィリピンで16年間事業を営む知人とオカダ・マニラのバー・ラウンジで情報交換しました。

前回のフィリピン滞在では、主に貧しい人たちが住む地域などを中心に周りました。今回は打って変わって、ビジネスや娯楽の中心地のみを訪れました。前回から10年以上経過する中で、名目GDP(国内総生産)を見てみますと、2012年と比較して2021年は約1.5倍に成長しています(外務省ウェブサイト)。人口もIMF(国際通貨基金)の推計(2023年4月時点)によると、2012年の約9600万人に対し、2023年は約1億1300万人と2000万人近く増えています。

現地事業を営む人たちの話によれば、財閥系など富裕層も少なくなく、トレンドを牽引する若年層も増えているようです。貧富の差が改善しているという数字も見かけます。日頃のNPO活動に時間をなかなか割けない自らを振り返りつつ、今後、フィリピンは一体どんな成長を遂げるのか、さまざまなことに思いを巡らせました。


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