Weekly Essay ヘリコプター体験 〜故郷・伊豆下田へ
4月25日(火)、人生で初めてヘリコプターに乗る機会に恵まれました。
行き先は私の故郷・伊豆下田(静岡県下田市)。15時、新木場にある東京ヘリポートを発ち、観音温泉(下田市横川)に到着したのが15時50分。わずか50分で故郷に帰れることに、少なからぬ興奮を覚えました。
電車の場合、新幹線を利用しても東京から約3時間、直通の特急サフィール踊り子でも2時間半かかります。車でもゆうに3時間はかかります。月2回、一人暮らしの母の様子を見に電車で帰省している身としては、この格段の差に驚かないわけがありません。
なぜ、どんな経緯で今回のヘリコプター体験につながったのか。常々、故郷の伊豆下田の発展に貢献できないか、恩返しができないか、との思いをめぐらしていました。しかし、思うだけで行動にはほとんど移せず、忸怩たる思いを抱いていました。そんな時、ちょうど半年くらい前、ある経営者とのつながりをきっかけにお互いの縁が数珠つなぎに連なりました。私を含め最終的に5人の社長が協力し、「下田現調プロジェクト」と銘打ち、実現に至ったわけです。
下田市は過疎化と高齢化が進んでいます。人口は私が住んでいた40年前から1万人弱減り2万人を切ろうとしています。高齢化率は40%を超えています。そんな故郷・伊豆下田のために何ができるのか。諦めることなく、できることから実行したいとの思いを強めました。
来週も「下田現調プロジェクト」に触れたいと思います。
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