Weekly Essay 広報人材に必要な能力

ジャニーズ事務所ビッグモーターの事件は、企業広報の在り方が問われる出来事でした。広報担当者に求められる能力とは何か。そのことを改めて考える機会となったし、気付かされもしました。

私は日本広報学会の会員です。10数年、続いています。来月14日(土)と15日(日)、同学会の第29回研究発表全国大会(東京都八王子市、多摩美術大学)が開催されます。同大会の2日目、自由論題口頭発表で発表します。同学会で発表するのは、2015年の日本広報学会20周年記念大会(第21回研究発表全国大会)以来、8年ぶりです。この時は一人での発表でした。今回は石川慶子さんとの共同発表です。石川さんとは、日本リスクマネジャー&コンサルタント協会で理事長と副理事長として、リスクマネジメント人材の育成に取り組んでいます。お互いに広報とリスクマネジメントの2本柱で経営者を支援してきました。

どんな発表内容なのか。詳細は大会後にするとして、前述の2社の不祥事を機に改めて、広報人材に必要とされる能力とは何かを論じています。要諦は、ネガティブ情報をいかに収集、把握、共有できるのか、ということです。広報というと、どうしても発信することばかりだと思い込みがちです。自治体では、広報・広聴と続けて使う場合もあります。実は情報を収集することも重要です。しかもネガティブ情報もです。これがリスクマネジメント観点ということです。

企業広報の在り方を問い直すべき時を迎えているのかもしれません。


9月11日(月) 荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム#95 「情報発信」をひもとく(10)


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