クラファン活動報告㊱広報・ブランディングを内製化するための教育サービス「寺子屋広報人」その2
広報・ブランディングを内製化するための教育サービス「寺子屋広報人」その2
皆さん、こんばんは。暖かいメッセージやご支援に心から感謝しています。ありがとうございます。
一昨日(5月1日)の活動報告からの続きです。
中小・中堅企業やスタートアップは大企業と違います。毎月何本もプレスリリースを発信できません。
しかも大企業以外はほぼ広報担当者がいません。そんな企業たちは新しい顧客獲得、採用のため、つまりマーケティングのための情報以外はほとんど発信していません。認知を獲得するための情報だけしか発信していません。ブランディングのため、つまり選ばれるための情報を発信していません。
社内報や広報誌(顧客向け情報誌)など、広報媒体(総称してニュースレター)も作っていません。個人に任せきりの属人的なコミュニケーションに終始しています。
企業にとって大切なステークホルダーたちに何の情報も発信できていないのが実情でした。
ですからクライアントに対して、当社から積極的に社内報、顧客体験(導入事例)などを提案する機会を増やしていたのです。ファクトブック(報道関係者向け基礎資料)も提案しました。
すると、クライアントの経営陣の中でその大切さ、経営全体に対する影響を理解した会社はすぐに採用してくれました。
相棒のじんちゃん(大久保仁)だけでなく、いつしか当社の名刺を持って動いてくれるスタッフたち数人とチームを組んで対応。多い時でクライアントは同時期に20社へと増大。業績は企業規模からして、決して悪くありませんでした。
ただ、ビジョンと照らし合わせたとき、重大な課題が明らかにもなったのです。では課題とは何か。ざっと挙げてみます。
・労働集約型(役務提供)のビジネスモデルのため、対応できるクライアント数に限りがある。
・当社に関わる(専門能力が高い)スタッフにも限りがある。
・クライアント企業の予算にも限りがあるため、広報全般に取り組めない。
・クライアント企業に広報人材が育たない。
「本来の広報を当たり前にする」にはほど遠い現実に向き合わざるを得ませんでした。
そこで確か2017年の夏頃だったと記憶しています。
「ビジョンを本気で実現するためのビジネスモデルへと事業の柱を変革する」。
じんちゃんとそう決断し、変革に着手し始めました。そこから広報・ブランディングの内製化を支援する「広報人倶楽部」(現在提供しているサービス)、さらに「寺子屋広報人」へとつながるのです。