【ポッドキャスト #51】番組1周年記念「振り返りと総括」(1)

2024年12月19日、当番組が始まりました。1年間で50回配信(正月とお盆休みを除く)。
2年目の継続も決定。過去50回の配信内容を分析し、6つの主要カテゴリに分類しました。
年内最後の次回まで2回にわたり、振り返り総括します。

音声(番組)は以下より聴取できます。
・ポッドキャスト:#51
・Spotify:#51

以下、テキスト版です。ぜひご一読ください。

◆1年続けて見えてきた、広報の6つの核心

荒木
とうとう『広報オタ倶楽部』も1周年を迎えました。
50回やって、今日が51回目。よく続きましたよね。

濱口
本当に、あっという間でしたね。
正直、最初は「何話すんだろう?」って感じでしたけど(笑)。

荒木
毎回、収録直前に「今日は何します?」ってLINEして、
台本なし、ぶっつけ本番。
でも、喋れば喋るほど話したいことが出てくる不思議な番組でした。

◆振り返ると、広報の話は6つのテーマに分かれていた

荒木
この1年、何を話してきたのかを整理してみたんです。
すると、大きく6つのカテゴリに分かれました。

1つ目は、
広報の原点・定義・哲学・思想。
「そもそも広報とは何か」「なぜ経営機能なのか」という話ですね。

濱口
改めて振り返ると、意外と多かったですよね。

荒木
広報って、まだまだ誤解されている。
「リリースを送る仕事」だと思われがちだから、
そこを壊したくて、しつこく話しました。

濱口
私自身も、分かっているつもりで分かってなかったなって思います。

◆情報・社会・実践…全ては「関係づくり」に戻ってくる

荒木
2つ目は、情報リテラシー・メディアリテラシー。
情報って何か、どう向き合うか。

3つ目は、危機管理や時事、社会との関係。
フジテレビの件や政治の話もしましたね。

濱口
企業の話だけど、他人事じゃないって回が多かったです。

荒木
4つ目は、採用広報や組織文化などの実践編。
5つ目は、ニュースルームやオウンドメディア、
「蓄える場と流す場」の設計。

そして6つ目が、
戦略の三層構造。
経営戦略・コミュニケーション戦略・情報戦略です。

濱口
全部バラバラに見えて、実は一本につながってますよね。

荒木
そう。全部、
ステークホルダーとどう関係を築くか
という一点に戻ってくる。

◆等身大の感情と体験こそが、企業価値になる

荒木
最近強く思うのは、
社員や顧客が感じた「何気ない感情」や「体験」こそが、
価値の最小単位だということ。

濱口
等身大の情報ですね。

荒木
そう。
綺麗に整えた情報だけじゃ、人は動かない。
実際の体験や感情にこそ意味がある。
それを言葉にし、蓄積し、循環させる。
それが広報の役割だと思っています。

◆この振り返りは、来週へ続く

荒木
今日は6つのうち、4つまで振り返りました。
残りは来週ですね。

濱口
やっぱり、そうなりますよね(笑)。

荒木
年末にかけて、もう少し丁寧に振り返っていきましょう。

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