「選ばれ続ける会社」を考えるnote連載、第一章を終えました

当社は、2026年4月から、経営者向けのnote連載「選ばれ続ける会社」を始めました。

開始時には、ニュースルームでも「経営者に向けた、もう一つの発信を始めます」として、その趣旨をお知らせしました。

この連載では、二代目・三代目の経営者、スタートアップ経営者に向けて、会社の伝わり方、信頼づくり、発信の土台について、できるだけ平易な言葉で整理しています。

6月24日に公開した第12回をもって、第一章に当たる内容が一区切りとなりました。

第一章で扱ってきたのは、会社の伝わり方の基礎です。

真面目に事業を続けているのに、なぜ会社の良さが伝わりにくいのか。
良いサービスがあるのに、なぜ会社として理解されにくいのか。
先代から受け継いだ信用を、今の会社の強みにどうつなげるのか。
認知を増やす前に、会社の伝わり方として何を整えておくべきなのか。

そうした問いから始めました。

その後、発信の費用対効果、KPI、広報を担当者だけの仕事にしないこと、経営者が語るべきことと担当者が担うべきことの違いについても取り上げました。

発信は、単に情報を出すことではありません。

どんな会社なのか。
何を大切にしているのか。
どんな判断をしているのか。
どんな人たちが、どんな思いで関わっているのか。

そうしたことが少しずつ伝わっていくことで、会社の輪郭は外からも見えやすくなります。

採用でも、営業でも、提携でも、最初から深く理解してもらえることは多くありません。
だからこそ、会社として伝わる材料を、日々の中で少しずつ整えておく必要があります。

今回の第一章では、その前提となる考え方を整理してきました。

7月からは、第二章として、もう一歩手前の問いに進みます。

それは、伝える前に、相手を見ているか、という問いです。

会社は発信しようとするとき、自分たちが伝えたいことから考えがちです。
商品、サービス、実績、強み、理念、取り組み。
どれも大切なものです。

ただ、相手が知りたいことと、会社が伝えたいことは、必ずしも同じではありません。

相手はいま、どんな環境にいるのか。
その中で、何に不安を感じ、何を期待しているのか。
これから出会う人なのか。
すでに関係のある人なのか。

そうしたことを見ようとすることで、発信の意味も少し変わっていきます。

「選ばれ続ける会社」に必要なのは、うまく伝える力だけではないと考えています。
その前に、相手を見ようとする姿勢があること。
相手の声を聞こうとする姿勢があること。
そして、そのうえで、自分たちは何を伝えるべきかを考えること。

第二章では、この点を少しずつ掘り下げていきます。

noteでは、毎週水曜日を目安に記事を公開しています。
これまでの記事と今後の更新は、以下のページからご覧いただけます。

□荒木洋二のnote

前の記事へ TOPへ