Weekly Digest 先週の記事まとめ
Yahoo!ニュースで掲載された読売新聞オンライン版の記事(6月13日)が目に留まりました。イメージ写真などでの利用を想定して、AI(人工知能)で生成した顔の画像を提供している会社を取り上げていました。同社の規約に反する方法で「お客さまの声」とともに架空の顔を自社サイトに載せている会社などが、少なくとも90に上ることを確認したという内容でした。
どんな業界であろうとも「お客さまの声」は広報として必要不可欠なコンテンツです。当ニュースルームのコラムで何度も主張しているとおり、広報の本質は「表・裏を見える化し、内外に伝える」ことです。「表=表舞台」であり、「裏=舞台裏」です。企業の「舞台裏」である顧客体験を直接インタビューして、広報媒体として見える化する、つまり文章や動画で表現すれば、非常に魅力あふれるコンテンツが出来上がります。これらコンテンツは共感の源泉であり、行動を喚起するエネルギーや熱量を帯びています。
記事によると、架空の顔写真を掲載した会社は人材派遣、健康食品、システム開発などの業種だったようです。言い分として、実際の客の写真は許可を得るのが難しい、写真があればコメントの信ぴょう性が増す、と語っていたそうです。普段からの顧客との関係が希薄だったのか。信頼関係の構築に時間や人手をかけられないのか。そもそも、その気がなかったのか。顧客に限らず自社を取り巻く関係者たちと真摯に向き合うこと、常にありのままの姿をさらすことの大切さを再認識させられる報道でした。
先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。
6月7日(月)荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム#32 ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(4)
6月8日(火) KOHOgene News
【定期・無料】広報PRを基礎から学ぶためのeラーニング(245講座)と、広報媒体作成のワークショップ(3種類)のご案内
6月9日(水) 荒木洋二のPRコラム
聴くコラム ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり(4)
6月10日(木)イベント情報
【再送】現役大学生を対象とした能力アップセミナー(CheerCareer主催)で代表の荒木が講師として登壇。「第2回 メディア・リレーションズを知る」
6月10日(木)KOHOgene News
【収録版】2021.6.10開催 ウェビナー 「経営層が、知らなかったでは済まされない! ”NewsRoom”を始めると 自然と業績が良くなる理由」
6月11日(金)図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
初級講座 Ⅰ.理論・基礎知識」広報PRって何するの? はじめに
6月11日(金)イベント情報
【6月22日に録画配信】株式会社アドヴァンテージとの共催ウェビナー「中小企業でもできる!”採用ブランディングとマーケテンィング手法”とは?」(5月20日開催)の録画配信が決定