Weekly Essay 歴史、土地、人物、技術を伝える

皆さん、お酒は飲まれますか。ワイン、焼酎、日本酒、ウイスキーなど、さまざまありますが、何が好きでしょうか。先日、最近知り合ったソムリエの人から聞いた話があります。彼が勤務するレストランには1本100万円するワインが置いてあるんだそうです。日本酒でそんな高額な銘柄があるのだろうか、との思いが湧き、ネットで検索して調べてみました。短い時間で調べただけなので、本当のところはどうなのかの確証はありませんが、せいぜい「ン十万円」でした。

なぜ、ここまで差が開くのでしょう。
カバン、宝石、時計などの価格でも、欧州のラグジュアリーブランド(有名高級ブランド)は驚くほど高額です。素材、形状、使い勝手など機能面では日本企業とそんなに大きな差はありません。にもかかわらず、日本の商品と比較すると、はるかに高額でどこでこんなにも差がついてしまったのでしょうか。
この問いに対する回答として、早稲田大学ビジネススクールの長沢伸也教授の研究が興味深いことを示しています。ラグジュアリーブランドは、歴史、土地、人物、技術といった「ブランド要素」、つまり情緒的な側面の情報を丁寧に伝え続けることで情緒的価値を形成できたといいます。その価値が価格に反映されているというのです。

もしかしたら、ワインと日本酒にこんな価格差が生まれる主因もこの辺りにあるのかもしれません。じっくり研究してみたいと思います。


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