マンスリーレポート|2026年6月を振り返って

こんにちは。荒木洋二です。

このマンスリーレポートでは、
前月にニュースルームで公開した内容を、月ごとの整理としてお届けします。

6月は、**「責任は、誰の判断として残るのか」**という問いが、
さまざまなテーマを横断して立ち上がった1カ月でした。

教育、企業統治、AI、カスハラ、学校活動の移動、採用、リスクマネジメント。
扱う対象は異なっていても、
その奥には、誰が見て、誰が止め、誰が説明し、
どの判断を履歴として残すのかという問題が通底していたように思います。


■6月の問い

責任は、誰の判断として残るのか。

制度があっても、
手順があっても、
現場で誰も立ち止まらなければ、
責任は宙に浮いてしまいます。

6月は、社会設計ノート、Case Study、広報オタ倶楽部、RMCAジャーナルを通じて、
「責任」と「判断」のあいだにあるものを、
何度も見つめ直す月になりました。


■6月の主な動き

社会設計ノート

6月は、5本の連載記事に加えて、
AIをめぐる番外編も公開しました。

「教育と資本主義のあいだ」では、
学びが適応や成果のためだけにあるのかを問い直しました。

「不正会計と企業統治」では、
市場は企業を正しく評価しているのか、
名経営者とは何かという問いに向き合いました。

「責任の境界線」では、
制度が未来をどう織り込めるのかを考えました。

また、番外編では
「AIは嘘をつく」という言い方の前に、
私たちが何を見落としているのかを考えました。

社会設計ノート一覧を見る

6月に公開した主な記事
#18 「教育と資本主義のあいだ」第4回 学びは、適応のためだけにあるのか
#19 「不正会計と企業統治」第5回 市場は企業を正しく評価しているのか
#20 「教育と資本主義のあいだ」第5回 教育は、何を育てる場所であってほしいのか
#21 「責任の境界線」第6回 制度は、未来をどう織り込めるのか
〖番外編〗「AIは嘘をつく」の前に考えたいこと
#22 「不正会計と企業統治」第6回 名経営者とは何か


SRCF理論

6月は、
「SRCF理論:第6回 関係資本はなぜ壊れ、なぜ続くのか」
を公開しました。

信頼や関係は、
一度つくれば自然に続くものではありません。

壊れる条件があり、
続くための構造があります。

6月のSRCF理論では、
関係資本を単なるつながりではなく、
維持され、更新され、時に壊れるものとして捉え直しました。

SRCF理論一覧を見る

6月に公開した記事
SRCF理論:第6回 関係資本はなぜ壊れ、なぜ続くのか


Case Study

6月のCase Studyでは、
年間連載と短期連載を並行して進めました。

「カスハラは、関係品質の問題である」では、
カスハラを単なる迷惑行為ではなく、
関係の揺らぎとして捉え直しました。

「責任は、どこで宙に浮くのか」では、
学校教育活動における移動や手配の問題を通じて、
誰が設計し、誰が止めるのかという問いを扱いました。

また、MLB、HANA、欧州ラグジュアリーブランドの連載では、
場、感情、顧客関係を通じて、
関係資本がどのように生まれ、続いていくのかを考えました。

Case Studyの記事一覧を見る

6月に公開した主な記事
カスハラは、関係品質の問題である:第1回 カスハラは、なぜ「関係の揺らぎ」として起こるのか
MLB:第5回 ボールパークはなぜ「場の制度」なのか
責任は、どこで宙に浮くのか:第2回 「いつもの手配」は、どこで制度の外に出るのか
HANA:第6回 ファンはどのように増幅されるか
カスハラは、関係品質の問題である:第2回 社員はなぜ、加害者にもなってしまうのか
欧州ラグジュアリーブランド:第6回 顧客との関係はなぜ深いのか
責任は、どこで宙に浮くのか:第3回 学校教育活動の移動を、誰が設計するのか


広報オタ倶楽部

ポッドキャスト番組『広報オタ倶楽部』の対談テキストは、
毎週木曜配信の内容を1週間遅れでニュースルームに掲載しています。

6月は、#73〜#76を公開しました。

広報が見失いやすいもの、
丸投げの失敗、
話題化と採用の違い、
「好き」と「働きたい」の違い。

いずれも、広報や採用を
表面的な発信や話題づくりではなく、
関係をつくり、理解を積み上げる営みとして捉え直す回になりました。

『広報オタ倶楽部』の記事一覧を見る

6月に公開した主な記事
〖ポッドキャスト #73〗広報は、何を見失うと苦しくなるのか
〖ポッドキャスト #74〗なぜ広報の丸投げは失敗するのか
〖ポッドキャスト #75〗話題になったのに、なぜ採用できなかったのか
〖ポッドキャスト #76〗「好き」と「働きたい」は、なぜ違うのか


RMCAジャーナル

RMCAジャーナルでは、
学校事故、危機管理広報、カスハラ対策、番組発信の限界などを扱いました。

6月は、個別の事例を取り上げながら、
リスクマネジメントを「起きた後の対応」ではなく、
組織が日常の中でどこまで見て、止め、説明できるかという
基礎体力の問題として捉える視点がより強く出た月でした。

RMCAジャーナルを見る

6月に公開した主な記事
「生徒の声無視と私学の同質化リスクの関係性 同志社国際高校の生徒死亡事故」
「『阿部監督辞任会見』に学ぶ、読売巨人軍の危機管理広報失敗の教訓」
「学校カスハラ対策 青森県の手引きから学ぶ」
「〖サナエトークン問題〗NoBorder溝口氏の謝罪を分析! 番組発信の限界とプレスリリース戦略」


■6月に公開した主な記事一覧

社会設計ノート

#18 「教育と資本主義のあいだ」第4回 学びは、適応のためだけにあるのか
#19 「不正会計と企業統治」第5回 市場は企業を正しく評価しているのか
#20 「教育と資本主義のあいだ」第5回 教育は、何を育てる場所であってほしいのか
#21 「責任の境界線」第6回 制度は、未来をどう織り込めるのか
〖番外編〗「AIは嘘をつく」の前に考えたいこと
#22 「不正会計と企業統治」第6回 名経営者とは何か

SRCF理論

第6回 関係資本はなぜ壊れ、なぜ続くのか

Case Study

カスハラは、関係品質の問題である:第1回
MLB:第5回
責任は、どこで宙に浮くのか:第2回
HANA:第6回
カスハラは、関係品質の問題である:第2回
欧州ラグジュアリーブランド:第6回
責任は、どこで宙に浮くのか:第3回

広報オタ倶楽部

#73 広報は、何を見失うと苦しくなるのか
#74 なぜ広報の丸投げは失敗するのか
#75 話題になったのに、なぜ採用できなかったのか
#76 「好き」と「働きたい」は、なぜ違うのか

RMCAジャーナル

「生徒の声無視と私学の同質化リスクの関係性 同志社国際高校の生徒死亡事故」
「『阿部監督辞任会見』に学ぶ、読売巨人軍の危機管理広報失敗の教訓」
「学校カスハラ対策 青森県の手引きから学ぶ」
「〖サナエトークン問題〗NoBorder溝口氏の謝罪を分析! 番組発信の限界とプレスリリース戦略」


■6月のお知らせ

6月は、ニュースルーム上でいくつかのお知らせも公開しました。

「みんなのHomeRoom」では、
火曜に新しい時間が加わりました。

また、毎週木曜夜の少人数交流会
「居酒屋広報人」
について、7月の案内も公開しました。

さらに、note連載
「選ばれ続ける会社」
について、第一章を終えたこともお知らせしました。

ニュースルームでの思索や事例発信に加えて、
朝会、リアル交流、note連載といった接点も、
少しずつ整え直している月でした。

6月のお知らせ
火曜に新しい時間が加わります。今週の「みんなのHomeRoom」ご案内
毎週木曜夜の少人数交流会「居酒屋広報人」|2026年7月のご案内
「選ばれ続ける会社」を考えるnote連載、第一章を終えました


■6月のひとこと

6月は、
責任、判断、関係、説明という言葉が、
何度も別の場所から立ち上がる1カ月でした。

誰が気づくのか。
誰が止めるのか。
誰が説明するのか。
そして、その判断をどこに残すのか。

社会設計ノート、Case Study、RMCAジャーナルを通じて、
ニュースルームが「判断の履歴を残す場」であることを、
あらためて確かめる月だったように思います。


■採用内製化支援

採用活動の多くは、
毎年ゼロからやり直しています。

広告を出す。
説明会をする。
終わったら消える。

これでは資産になりません。

本来、採用は、

・社員のストーリー
・仕事のリアル
・企業の価値観

を積み上げる活動です。

これらはすべて、
企業の資産になります。

採用が楽になる企業は、
この資産を蓄積しています。

20分動画はこちら

採用を「資産」として設計したい企業には、
お手伝いできることがあると思います。

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