中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 経営と広報 CSRの基礎 〜企業・組織と社会〜

こんにちは、荒木洋二です。

前回まで4回にわたり、「経営と広報」の「1.リスクマネジメントの基礎」を解説しました。今回から同じく4回にわたり、「2.CSRの基礎」を解説します。

「CSRの基礎」は次のスライドのとおり、三つに分けて解説します。

  1. 企業・組織と社会

まず、「企業・組織と社会」から始めましょう。

初級講座「Ⅰ.理論・基礎知識編」の講座「そもそも企業・組織とは」をもう一度ご参照ください。 

本講座では簡単に振り返り、要点を抜粋します。次のスライドの各項目をご一読ください。

米国の有名な経営学者であるピーター・F・ドラッカー氏は次のとおり、言いました。

・企業は社会のものである

だからこそ顧客を創造する

松下電器(現パナソニック)の創業者である松下幸之助氏は次のとおり、言いました。

・企業は社会の公器である

いずれも唱えていることは同じです。企業・組織は社会の中で必ずある一定の役割を担っています。つまり、社会の存続のために一定の責任を担っている、ということです。ゆえに企業・組織は社会、利害関係者と正面から向き合い、生きていかなければなりません。

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