Weekly Digest 先週の記事まとめ
3月24日(木)の夜、オンラインセミナーに参加しました。題して、「【ツカプラ第21回 お試し研修】社員の『ホンネ』と『ホンキ』をドンドン引き出す! たった3日間で社員に火を点ける、TAIWA式会議」。講師は企業の未来づくり研究所の代表理事を務める石島幸子氏と同専務理事の森上博司氏のお二人でした。
セミナーに参加するきっかけは、石島さんとの出会いでした。当社も利用するラフメイカーさんの昨年末の経営者交流会でのことです。広報PRとは、ステークホルダー(利害関係者)との対話による信頼関係構築です。広報PRにおいても「対話」は重要なキーワードでしたから、石島さんが「対話」を極めた仕事をしていることを知り、その場で意気投合しました。
筆者は日頃からコラムや講義の場で、企業経営の「舞台裏」に光を当て、見える化することがどれほど重要かをうたってきました。つまり「舞台裏」を動画や文章などで表現し、利害関係者と共有することで信頼関係が築けますし、共感も醸成できます。そのことを後日のオンライン会議で伝えたところ、会議で重要なことはお互いの「舞台裏」を知ることだ、と共感されていました。そのアイデアや意見を持つに至った背景や経緯を知ることで、合意形成できるということです。筆者自身の「舞台裏」に関する認識が深まりました。
今年に入ってから前述の交流会で森上さんにもお会いできました。お二人があえて「TAIWA」とローマ字表記している意味など、もっと深く理解したいという動機で今回のセミナーに参加したのです。
セミナー時間は2時間。濃密な時間だったこともあり、あっという間でした。
石島さんと森上さんがそれぞれ1部と2部を担当されました。いずれも一方通行の講義ではありません。短い問い掛けが何度もあり、自分の考えや意見をチャットで発表します。4人ずつのグループに分かれた10分弱のワークも2回あり、一つのテーマに関して全員が意見を述べます。その後、各グループのリーダーが発表し全員で共有します。講義自体も豊富なデータを提示しながらでしたので、一つ一つ腹落ちできました。
2時間に「TAIWA式会議」のエッセンスが凝縮されていて、学ぶことや気付くことが多くありました。特に印象に残っているのが、「TAIWA」の3段階です。「対話」に始まり、それが「大輪(たいわ)」に育ち、やがて「太環(たいわ)」を作り出す、ということです。「TAIWA式会議」は、日本企業の風土や言語に合わせ独自開発したプログラムです。経営者のかたがたは、まず2時間セミナーを体験されることをお薦めします。
先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。
3月25日(金) 図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 経営と広報 リスク・コミュニケーション 〜クライシス・コミュニケーションとは〜