新型コロナウイルス感染症のまん延により、打撃を受けたのは旅行業や飲食業だけでありません。さまざまな業種の企業が経験したことのない深刻な状況に陥りました。

そんな危機から新しい商品を生み出した、革靴メーカーの「舞台裏」を伝える記事を目にしました。それは『Ｙａｈｏｏ！ニュース』（２０２２年１０月１５日）に掲載された『ツギノジダイ』（朝日新聞社）の記事です。ＯＥＭ（相手先ブランドによる生産）で売り上げを伸ばしたデコルテ（東京・浅草）は、コロナ禍で売り上げが４分の１になる中で、初となる自社ブランドの開発に社員全員が参加して実現しました。詳細は前述の記事をぜひご覧いただきたい。

記事を読んで改めて腹落ちしたことがあります。新たなことに挑戦し、取り組んだ過程、つまり「舞台裏」は魅力にあふれているということです。心がぐっと動かされます。デコルテの革靴が欲しくなり、ウェブサイトにアクセス、ＥＣサイトも閲覧し、妻にもすぐに共有しました。２万円を超えますので低価格ではありませんが、真面目に購入を夫婦で検討しています。

人々に見せられる「舞台裏」をつくることこそ、持続可能な経営の本質ではないでしょうか。人々が魅せられる「舞台裏」を磨く挑戦を続けたい。そう心を新たにすることができました。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。

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