先週の金曜日（１８日）、大学生向け広報セミナーの第2回が開催されました。「メディア・リレーションズを知る」と題して、メディアにおける二つの機能として「報道」と「広告」があることを伝えました。日本の企業社会では広報といえば、パブリシティを指します。「広報＝ＰＲ」という認識に立つと、利害関係者との良好な関係を構築することであり、メディアつまり報道機関は関係先の一つに過ぎません。今回のセミナーはメディア・リレーションズがテーマですから、メディアとの関係を中心に「広報」と「広告」の違いを解説しました。
セミナー後の質疑応答の時間やアンケートの感想をみたところ、意外とニュース・記事と広告の違いを意識せずに情報に接しているという実態を垣間見ることができました。インターネット広告では技術革新にともない、アフィリエイトやリターゲティングなど、次から次へと新しい広告手法が現れています。スマホの普及により情報の受発信や共有は非常に簡単になり、利便性は劇的に高まりました。反面、個人情報や行動履歴などが企業側にも容易に提供されています。
学生と接しながら、世代を問わず、メディア・リテラシーの習得が改めて必要な時代をわれわれは生きているのだと強く再認識できました。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。

6月14日（月）　荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム＃33　ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり（5）

6月15日（火）　KOHOgene News
【定期・無料】広報PRを基礎から学ぶためのeラーニング（245講座）と、広報媒体作成のワークショップ（3種類）のご案内

6月9日（水）　荒木洋二のPRコラム
聴くコラム　ブランディングの鍵は「舞台裏」にあり（5）

6月17日（木）　みんなのNewsRoom
＃18　Cleveland Clinic 　医療機関としての社会的使命を果たすためにNewsRoomを積極展開

6月17日（木）　イベント・ワークショップレポート
セミナーレポート　美容鍼灸院のための広報セミナー全３回が終了

6月18日（金）　図解と文字で学ぶ！　超解説「広報人 eラーニング」
初級講座　Ⅰ．理論・基礎知識　広報ＰＲって何をするの？