Weekly Digest 先週の記事まとめ

少子高齢化が進むわが国日本。地方は過疎化が加わり、抱える課題は少なくありません。
筆者の出身地は静岡県下田市。例に漏れず、少子高齢化と過疎化が進む小さな町です。

気になってネットで検索して調べてみました。高齢化率とは総人口数に占める65歳以上人口の割合です。日本全体の高齢化率は、内閣府ウェブサイトによると28.4%(2019年10月1日現在)。静岡県全体の高齢化率は、「令和2年度静岡県高齢者福祉行政の基礎調査 高齢化率の公表」(2020年6月1日)によると、29.5%で過去最高でした。過半数の市町村が30%を超え、うち10市町村は40%を超えています。

筆者が高校生の頃の学区は下田市賀茂郡でした。賀茂郡は東伊豆町河津町南伊豆町西伊豆町松崎町の五つの町で構成されています。下田市と五つの町は全て高齢化率40%を超えています。このほか、熱海市、伊東市、伊豆市も40%超え。10市町村のうち9割が伊豆でした。

先週金曜日、仕事で下田に帰省しました。3年弱前、父が亡くなってから毎月2回の帰省をずっと続けてきました。86歳になる母が細々と開業医の仕事を続けているため、その事務長のような仕事を請け負っています。支払いなど平日しかできない仕事もあるため、たいていは日曜・月曜の二日間です。正味20時間程度しか滞在していませんが・・・。今回は仕事があったため、金曜日から3泊4日の日程で帰省しました。

最近、オンライン経営者交流会がきっかけで知り合ったのが、MOTTAINAI BATON(もったいない・バトン)目取眞興明(めどるま・こうめい)社長です。彼は「フードロス削減 × 地産地消 × レトルトカレー」をテーマに事業展開している、30代前半の若手社長です。下田市でショップを営む人と、南伊豆町の漁師との打ち合わせのため、東京・国分寺から下田まで来てもらいました。いずれも次の展開が楽しみな実りある打ち合わせができました。

少しでも故郷に恩返ししたい、地元の活性化に貢献したい。16年ほど前に起業した時から、ずっと思っていました。今回の取り組みをその第一歩としたいし、今後も各者と協力して推進していきたい。そんな思いを強くした週末でした。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。


3月7日(月) 荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム#68 パブリシティの未来(2)


3月9日(水) 荒木洋二のPRコラム
聴くコラム パブリシティの未来(2)


3月11日(金) 図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
中級講座 Ⅰ.理論・基礎知識 経営と広報 リスク・コミュニケーション 〜情報開示と説明責任〜


前の記事へ 次の記事へ