Weekly Digest 先週を振り返る

当社は今年2月より「情熱先生」というサービスの試験運用を始めました。主に経営者や個人事業主、中には社員の立場のビジネパーソンもいます。3月に入ってからは平日は毎日一人ずつ新しい「情熱先生」を同ニュースルーム掲載しています。4カ月が過ぎ、掲載ベースで昨日80人に達しました。登録人数は100人に迫る勢いです。20〜60代と実に幅広い世代の経営者などが集っています。

登録条件は一つ、自らの事業に情熱を持って取り組んでいるかどうかです。
筆者は必ず最初にオンラインで面談させてもらっています。どこで生まれ育ったのか、なぜ、起業したのか、どうして現在の事業を行っているのかなど、生い立ちから傾聴します。すると実にさまざまな背景や理由があり、起業したことが理解できます。なぜ、そこまで情熱を持って取り組めるのかも見えてきます。原点を知ることができます。当社がいうところの「舞台裏」を知ることで一気に親近感も湧くし、記憶に刻まれます。
最近、情熱先生になった人たちから知人の経営者などを紹介していただくことも増えてきました。魅力を感じているからこその現象だと認識しています。ありがたいと思うと同時に身も引き締まる思いです。

広報PRの主要な役割は企業ブランディングです。ブランドの語源は家畜の焼き印です。企業社会で市民権を得た「(企業)ブランディング」とはどういう意味でしょうか。それは「わが社の魅力を相手の心に焼き印する」ことです。焼き印するのですから、情熱、熱量がなければ、不可能なことです。情熱を持って取り組む一つ一つの営みにこそ、人を引きつける魅力があふれているのです。そんな経営の「舞台裏」を見える化することこそ、広報PR活動の本丸といえます。

5月から筆者が主催者となり、情熱先生たち(候補者含む)を集めた少人数(3〜10人)の交流会を頻繁に開いています。情熱を持った同士だからなのか、あるいは筆者の場合、情熱先生たちの「舞台裏」をオンラインで傾聴してから、リアルで対面する流れが多く、その過程を経ているからなのか、非常に楽しくワクワクする時間を過ごせています。後日、「ありがとう」「楽しかった」と言われることにこの上ない喜びを感じ、エネルギーをもらっています。9月か10月には現在の当社主要サービスである「広報人倶楽部」と併せて、サービス内容を整理し、本格稼働させたいと考えています。

先週、NewsRoomに投稿した記事をまとめてご紹介します。


6月20日(月) 荒木洋二のPRコラム
広報PRコラム#82 ステークホルダー考(3)


6月22日(水) プレスリリース
【PressRelease】 現役大学生を広報人材へ育成、インターンとしてプレスリリースを作成 広報人材育成のAGENCY ONEと年間10万人の学生が利用する就活サイトを運営するCheerが業務提携 ~10時間の研修とOJT、資格取得も支援~


6月22日(水) 聴くPRコラム
聴くコラム ステークホルダー考(3)


6月24日(金) 図解と文字で学ぶ! 超解説「広報人 eラーニング」
初級講座「Ⅲ.実務能力編」 ファクトブックの作り方 5.ファクトブックに必要な情報・データ


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